先日静岡の茶葉から基準値を超える放射性物質が検出され
大問題になったが、昨日の静岡県が行っている茶葉の放射性物質の検査で、
二番茶の荒茶のうち4カ所について、いずれも規制値を下回ったそうである。
二番茶の検査は、荒茶と生茶葉を対象に行われおり、
荒茶については、牧之原と静岡市ですでに規制値を下回っているそうだ。
静岡はいわずと知れた日本一のお茶の産地だが、放射性物質が福島から
風に乗り、遠く離れた静岡まで運ばれてくるなんて、県民には寝耳に
水だったのだ。
それにしても、放射性物質による環境汚染は第一次産業をしている人達に
多大な影響を与えている。
農業、漁業、酪農業をされている方は、作物が放射性物質汚染により
出荷できず、たとえ汚染されていなくても風評で売れなくなるという
苦しみを味わっている。
作物が売れなくなれば、収入が断たれ、生活が立ち行かなくなってしまう。
まだ原発からは、毎日放射性物質の流失は止まっていないわけで、
いつ収束するかさえもわからない状況。
いつになったら、放射性物質の汚染がなくなり、以前のように安全に
食物が食べられる日が来るのだろうか。